4月20日(水)より横山先生の二人展が始まりました。
場所は祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩5分位、ウルトラマン商店街から一つ路地を
入った住宅地のギャラリー、Roomerで開催してます。

地震でかなりの被害があり、今回展示する作品も素焼きの段階で窯の中で
折れたり割れたそうです。
ただ横山先生はそこから割れたパーツをうまく接合し、どこが割れた部分か
わからないくらいの修正をしていました。
それは修正と言うより、その割れを逆に生かし、より丈夫な作品にするため
に必要な工程のように見えました。
また余震が続く状況で、窯の中で倒れないような工夫をしたりと、地震を
教訓に新たな技を試行錯誤されていました。


暫らくぶりの展示ということで、以前の穴窯のもの、志野、粉引き、それと
比較的新しい楽焼き、細かいパーツが付いて複雑な釉薬がかかったものなど
種類は様々でした。
作品を見て感じたことは、技術の高さはもちろん、とことん陶芸を楽しみな
がら制作していることでした。
「焼のものは面白い。」「土に触れると手が止まらなくなる」という先生の
言葉がそのまま反映した作品でした。



展示に行かれた会員さんは、「元気をもらった展示だった。」という感想を
もった方が多かったようです。
僕にとっても刺激をいただいた展示でした。
まだ行かれてない方は是非。
4月20日(水)~4月24日(日)11:00~18:00(最終日は15:00まで)